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メイドインアビス5巻感想&アニメ化決定!!!!!!!!

 このブログまだメイドインアビスのことしか書いてねえじゃん、って感じですが。ともかおです(⋈◍>◡<◍)。✧♡去年の12月26日に発売された『メイドインアビス』5巻の感想をザザッと書いていきます。

 

※本編の内容含みまくります!!!未読の方はゴメンなさいm(._.)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ボンドルド卿が死んだ……………………(n回目)

 

 こんなこと言ったら「は?」ってなる人もいるかと思うんですが、自分ボンドルド卿めっっっっちゃ好きなんですよね。先ず見た目がめちゃくちゃカッコいい。表情の全く読めないあの仮面に、気品を感じる探窟服。戦闘時の遺物やカートリッジで武装したところもメカメカしくて良い。仮面の一部が壊れても化け物感が増して良い。成れ果て化したところなんか野生と気品という相いなれないものが同居していて「あああ最高😇😇😇」ってなってしまいました。あのモフモフに飛びつきたい。もちろん見た目だけじゃないです。ボンドルド卿の雰囲気、性格も好きです。圧倒的強キャラオーラ、余裕を感じる丁寧な話し方、底の見えない不気味な感じ、自分の探究心を満たすためなら手段を選ばない強引さ、人間でさえ自分の実験台としか見ていないのに愛を持って接し続けるところ。正直自分が今まで出会った中で一番好きな敵役でした・・・。

 

 33話 仮面の正体

 4巻の最後でボンドルド卿に3層分の呪い針を撃たれたリコの記憶から。シリアスなシーンだったのにいきなり『パパ棒』を出してくるのはズルいと思いました(笑)あと百合みが感じられて良かったです・・・😇。

 ボンドルド卿の正体が精神隷属機(ゾアホリック)で増やした自分ということに気づいたリコ。エグいですね・・・ボンドルド卿を植えつけられた人は自我が死んだってことなんですかね。増えた自分同士は同じことを考えているのか、それぞれが違うことを考えてはいるが言葉にせずともわかるのか、、想像しただけでも頭がこんがらがりそうです(-_-;)考えただけでこれなんですから実際に使ったらリコの言うとおり発狂しちゃいますね。それを使いこなしているボンドルド卿・・・カッコいい・・・

 火葬砲の使える回数を増やすため、前線基地の電力を奪うことにしたレグ。記憶を失う可能性も・・・。「僕は君のことを忘れたりなんかしない」おっ、カッコいいこと言っちゃって~と思いましたが・・・。「コこ・・・ドこ・・・」即落ち2コマかい!!!しかもなんかヌルヌルしてるし!

 

 34話 逆襲

 カートリッジの正体とそれを作っていたことを告白するナナチ。・・・いやあ重い・・・。あんなに可愛いナナチにそんなことさせてたなんて・・・。4巻の最後のプルシュカの体にバツ印をつけていたのは・・・・。

 そして白笛の材料となる『命を響く石(ユアワース)』の原料が人間ということも判明。・・・チョット立て続けにこんな重い設定ポンポコ出されたら心がしんどいですよ。オーゼンさんやライザさんの笛は誰から作られたものなんですかね・・・?そして六層へ行くには白笛がないといけませんがリコ達はどうするのでしょうか?

 そして最初のボンドルド卿は自らを白笛にした、と。自分の探究心を満たすために自分さえも白笛にしてしまうボンドルド卿の狂気が感じられていいですね。多分本人は自分が人間でなくなることなんてあまり気にしてないんじゃないでしょうかね?「めっちゃいいこと思いついた!」くらいな気がします(笑)

 ぬるぬるレグとボンドルド卿の戦い。ボンドルド卿の「おやおやおやおや」が可愛い(笑)珍しくちょっと焦ってるのかな?「同期をとる間もなく・・・」とあったので、精神隷属機で複製された自分は、それぞれが別のことを考えて、同期をとることで考えを共有できる。リアルタイムでそれぞれが何を考えているかは同じ自分でもわからない。ということなんですかね?

 ボンドルド卿、レグに向かって呪い針撃ってますがレグがロボットであることは知ってますしなんで撃ったんでしょう?

 レグに仮面の一部を破壊されたボンドルド卿。ついにボンドルド卿のご尊顔を拝見・・・めっちゃ怖い、怖いっていうか気味が悪い。おどろおどろしい、もはや人間のものではないような目ですね・・・。狂気が詰まっててボンドルド卿らしいっちゃあらしいですが・・・。

 

 35話 記憶の混濁

 ボンドルド卿とタメが張れているぬるぬるレグ。と思いきやボンドルド卿の遺物『月に触れる(ファーカレス)』に捕まってしまう。ボンドルド卿の武器の遺物の名前、全部センス良くてカッコいいですよね。『明星へ登る(ギャングウェイ)』とか『枢機へ還す光(スパラグモス)』とか。

 別行動をしていたリコはついにボンドルド卿の生命線である精神隷属機を発見する。そばに座っている四つ腕の人物もボンドルド卿の一人なんでしょう。四つ腕があったり、しっぽが生えていたり、これらも遺物で自分たちの体をいじったんですかね?

 ボンドルド卿により動きを封じられていた暴走中のレグは火葬砲で前線基地ごと吹き飛ばそうとする。このシーンの止めようとしてレグに飛びつくナナチもいいんですが、ボンドルド卿の「! いけませんナナチ!!」がもう最高に良くて・・・😇これまでのボンドルド卿のセリフには一度も『!!』が使われていなくて、ここで初めて二重のビックリマークが使われたんですよ!!!自分も危険なのに本気でナナチを心配して焦ったんでしょうね。ボンドルド卿の本気の焦りは作中ではここが初めてな気がします。ボンドルド卿の言う『愛』がどういうものなのかはちょっと想像がつきませんが、ボンドルド卿はボンドルド卿なりに本気でナナチを愛していたのかなあ、と思いもっと好きになりました(⋈◍>◡<◍)

 火葬砲を発射し、基地に大穴を開け、正気に戻ったレグ。そして唐突に挟まる下ネタ(笑)ほっこりしたのもつかの間、精神隷属機の部屋にいた四つ腕ボンドルドに掴まれ、先ほど開けた大穴に一緒に落とされてしまう・・・。

  

 36話 黎明の箱庭

 レグが壊した足場の下にはボンドルド卿の過去の実験で成れ果てになってしまった元人間がたくさんいた。そしてその元人間の名前を一人一人覚えているボンドルド卿。このことから実験台の全員に深い愛をもって接していたことはわかるが・・・。ボンドルド卿の愛とは・・・。

 そして無傷だったボンドルド卿。驚くレグに卿曰く「君がそう選択したのでは?」と。これは後に明らかになるのでしょうね。

 周りに何もないことから枷なく存分に戦えるボンドルド卿、そしてぬるぬるのときに身体の使い方を思い出したレグの本気の戦い。ナナチから伝えられた最後の作戦を実行するために深界五層へ登っていく。レグの伸びる腕とボンドルド卿の『月に触れる』をうまく使った非常に迫力、スピード感のあるカッコいい戦闘シーンでした。二人があれこれ喋らず、無言で展開していくのも真剣さが見て取れてよかったです。

 そして五層へ戻ってきたレグとボンドルド卿。アビスの呪いをカートリッジで対策したボンドルド卿はナナチと同じ、人間性の残った成れ果てになりました。「人間性の残った」と書きましたが、もう人間ではないですよね、ボンドルド卿。もう完全に探究心に飲まれた化物ですね・・・。しかしこのボンドルド卿の姿がこれまたカッコいい!!!ボンドルド卿の中にある狂気、獰猛さ、気品をそのまま目に見えるようにしたようなこの姿!!!(モフモフしたい・・・)そしてナナチの「ずいぶん・・・可愛くなっちゃったじゃねえの・・・」という皮肉(笑)

 使い終わったカートリッジの排出。そしてボンドルド卿の「プルシュカ・・・」

 

 37話 夜明けの花

 三人の思いも虚しく、カートリッジとして使われたプルシュカ。怒りにふるえるレグ。影で聞き、崩れるリコ。ここでボンドルド卿が「次の二千年へ踏み入る準備は整いました」と言っていますが、これはお祈り骸骨や、子供が誕生日に死ぬ病気などと関係がありそうですね。

 そしてプルシュカの回想・・・。

 プルシュカは祈手の一人の娘だということがわかりました。祈手=ボンドルドですから血の薄い娘というのも間違いではない・・のかな?回想を見る限り、プルシュカのお世話は基本グェイラさんがやっていたみたいですね。いいキャラしてますよねグェイラさん。ボンドルド卿の仲間には似合わなさそうな軽い感じとか(笑)でもこのグェイラさん、多分4巻でカッショウガシラに殺されているんですよね・・・。悲しい・・・。あとこのグェイラさん、祈手の一員ですが精神隷属機による『ボンドルド卿』化は見る限りしてなさそう・・・。そして回想の中のボンドルド卿のセリフの一つ一つがカッコよすぎて・・・。ホンマにプルシュカのことを愛していたのだなあ・・・と。肩車されてるプルシュカがボンドルド卿の仮面の取っ手(?)握っているとこ可愛いですね(笑)

 プルシュカはボンドルド卿の娘で不幸だったとは、私は到底思えないんですよね。それはボンドルド卿が他の人間に何をしてきたのか知らないから言えるのかもしれませんが、少なくともプルシュカにとってボンドルド卿は最良の父親であったでしょうし、カートリッジという形ではありますが、パパの助けになれたのです。カートリッジ化の手術のときにも「いたい」とは言っていましたが「嫌だ」とは言っていないんですよね。ただただプルシュカの最後の願いが叶わなかったことが残念です・・・・・・。

 

 38話 挑む者たち

 持てる力を全て出し、ボンドルド卿に打ち勝った三人。ナナチとボンドルド卿の最後の会話。皮肉をたっぷり込めた言葉をかけるもボンドルド卿は祝福の言葉を返す。ナナチの「うるせえよ・・・」の複雑な表情にこちらもモヤモヤしたものが・・・。憎いし死んでほしかったけれどボンドルド卿に出会わなかったらリコやレグにも会えなかった。もしかしたら心のどこかほんの僅かでも、残念という気持ちがあるのかもしれません・・・。そして最期まで丁寧語で話し続けたボンドルド卿にもブレなさがあって良かったです。

 カートリッジからリコのため、自分のために『命を響く石』となったプルシュカ。あんなに短時間の交流だったのに、プルシュカがリコのためにここまで思えたのは、それほどリコといた時間が今まで外を知らなかったプルシュカにとって印象的だったのでしょう。

 プルシュカにより、深界六層への道が開けた三人。結局リコの意思により精神隷属機は破壊せず、『ボンドルド卿』という存在は生き続けることになった。私としてはボンドルド卿が生きているだけでも嬉しいです。もしかしたらこの先、再登場するという可能性も残されているわけですし・・・。

 三人を見送るボンドルド卿の仮面の下の少年のような真っ直ぐな瞳。ああ、この人は本当に『知りたかったんだな、そして生きて戻りたかっただけなんだな』と。案外それだけの人だったのかもしれません。最後の最後でボンドルド卿のことが少しわかった気がしました。

 

 

 

 

 

 いよいよ人間として戻ってこれなくなる深界六層へ・・・。一巻のアビス内の地図を見る限りだとまだ底へは長そうですが、そこにはどんな度し難い出来事が待ち受けているのか。そして他の白笛との出会いは?ボンドルド卿の退場は悲しいですが、大きな壁を乗り越えた三人の、さらに過酷になるであろうこれからに期待大です(⋈◍>◡<◍)

 

 

余談ですがカバーをとった表紙、裏表紙の絵と話と話の間のオマケページ、「ボンドルド卿の秘密」良かったです(笑)

 

 

 

 

 

 

 そしてなんとなんとなんと!!!!昨年12月21日に『メイドインアビス』のアニメ化決定が発表されました!!!!!!!!!(⋈◍>◡<◍)(⋈◍>◡<◍)(⋈◍>◡<◍)

 

 前々からメイドインアビスを映像で見たいなあ~とは思っていたのですが本当に実現するとは!!!!!めっちゃ嬉しい!!!!!!!!!!

 と同時に、メイアビってグロいシーンとかもあるけどテレビで流せるのかな・・・とかいう心配も・・・

 ですが監督さんは「描かれていることはやるよ」とおっしゃっているそうなので、私は首を長くして待ちたいと思います。

 (個人的にはリコがタマちゃんに刺されるシーンと、ミーティのエレベーターが楽しみです(⋈◍>◡<◍))

 

 

 

 

 

 アビスに魅せられた新たな探窟家が増えますように・・・(⋈◍>◡<◍)